♫ ささの葉さらさら のきばにゆれる お星さまきらきら きんぎん砂子（すなご）♫
皆様おなじみの「たなばたさま」の歌です！子供の時にはよく唄ったものです。
７月７日は七夕の日です。諸説ありますが、七夕は、織姫と彦星が１年に１度だけ、天の川にか
かるカササギ橋で会える日で、古代中国から伝わったとされています。まさに、ロマンテックな現
代版ラブスト－リ－ですよね♡ 中国では、恋人同士がこの日に、互いに縁を結ぶ”しるし”となる
品物を贈れば、２人が永遠の愛を結ぶとされています。
当日天気に恵まれれば、東の夜空に、天の川に輝く「夏の大三角形」が見えるはずです。夏の大
三角を構成している、一番明るく見えるのが、こと座のベガが織姫（織女星）。二番目に明るいわ
し座のアルタイルが彦星（牽牛星）。最も暗い、はくちょう座のデネブが、二人をとりもつカササ
ギです。
県立ぐんま天文台 提供
なお、七夕の行事は、仙台の七夕祭りなどは、旧暦から８月に行う地域もあります。（私の育った
島根でもそうです。８月の方が天気の日が多く、見える確率（会える確率）が高いですね！）
さて、前置きはこれ位にしまして、ゆうあいの郷では、只今毎年恒例となっています、七夕飾り
をフロア３か所に設けております。ご利用者の皆様に短冊をお渡しして、直接書いて頂いたり、各
ご利用者担当職員が、お話しを聞いて代筆したりと。レクレーションの時間や、空いた時間を利用
して、ご利用者の皆様はもちろんのこと、職員の皆様にも書いて頂きました。
ちなみに、何故短冊は”ささ”に飾るか皆さん知っていますか？
”ささ”は松竹梅の「竹」と同じく、強い生命力があるとのこと。「生命の象徴」と考えられ、中の
空洞の部分が、「依り代」（ヨリシロ）となって、神様が宿っていると思われていました。そのこ
とで、”ささ”が、神様への願い事を書く「短冊」を結ぶ、ふさわしい「神聖なもの」と、考えられ
ていた。ということです。
それでは、少しだけ短冊の皆様の願い事を拝見しましょう！
まずはご利用者の皆様の願いからです
そうできるように私達職員がお手伝いさせて頂きます。
厨房の皆さん！よろしくおねがいしますね！
恋する乙女？素敵です！ もう会っていますよね！ わたしですよ（笑）
こんなにも愛されているって素敵です 早く面会ができればいいですね！ もうすぐですよ！
フリープランで回転寿司にでも行きましょう！ 期待して下さいね！
そして、直筆で本当に願いが、その思いが文字に、にじみ出ています。ご利用者のお顔を思い浮か
べると、ちょっと切なくなっちゃいました。書き直した跡も、いとおしい。
この思いに少しでも答えられるように、私達ゆうあいの郷職員は、日々頑張って行く必要があるん
ですよね！
介護現場では、ご利用者の皆様は、職員が頼りであり、一番の理解者である必要があるのではな
いでしょうか？ 普段から、ご様子を伺い、お話し相手となり、しっかりと寄り添い少しでもお力
になれればと思っています。思っているだけではなく、そうしないといけないんですよね。
この七夕飾り、ただの飾りではなく、職員は、しっかりとご利用者の皆様の、短冊に書いた願い
を心にとめ、業務にあたって下さいね。気持ちも優しくなり、ご利用者の皆様に対する接遇もより
向上し、介助も丁寧に出来ると思います。そうすることで、安心して楽しく過ごせるゆうあいの郷
になるんですから！
続きまして、職員の皆様の短冊に書いた願いをちょっと拝見いたしました。
まだ、飾りつけ前ですが！
色々ありますね！ ロト６当たってみたいですね！ 当たったらどうする？
お金は生きていく上でも大切です。愛があればお金なんかいらない？それは綺麗ごと (#^.^#)
理事長、施設長よろしくお願いします、そして、もっとお上お方、私達介護に携わる職員みんなの
処遇改善もっと簡潔で明瞭な形で、早急にお願いしますよ！本当に！
ちなみに私の願いはといいますと、ここだけの話ですけど
家庭円満、家族みんなが健康で！そして施設の繁栄です！（笑）
最後に、本飾りつけにご尽力頂いた隼田職員はじめ行事委員、そしてその他職員の皆様、素敵な飾
りつけありがとうございました。 後片付けもよろしくお願しますね（笑）
