5月5日、ゆうあいの郷の昼食は、月に一度の行事食の日!テーマはずばり”端午の節句”。
この日は「端午の節句であるとともに、1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとと
もに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日になったそうです。
そもそも、日本においては、端午の節句は、奈良時代から続く古い行事であります。
元々「端午」は月の始めの”五の日”のことですが、その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになっ
たとのこと。
当時の日本では、季節の変わり目である端午の日に、病気や災厄をさけるための行事が行われ、薬草摘みをしたり、蘭
を入れた湯を浴びたり、菖蒲を浸した酒を飲んだりという風習がありました。また、厄よけの菖蒲をかざり、皇族や臣下
の人たちには蓬(よもぎ)などの薬草を配り、また病気や災いをもたらすとされる悪鬼を退治する意味で、馬から弓を射
る儀式もおこなわれたようです。
尚、「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであることから、鎌倉時代ごろから男の子の節句とされ、甲胄・武者人形等を飾り、
庭前に鯉のぼりを立てて男の子の成長を祝うようになったとの説があります。
ゆうあいの郷においても、利用者の皆様と一緒に作った兜の折り紙や、塗り絵で、フロアは華やかな雰囲気であります。
それではまず、本日、5月5日端午の節句の行事食メニューの紹介です。
・チキンライス
その名の通り、鶏肉がごろごろ入っていてグリーンピースの緑と、ケチャップの華やかなオレンジ色がまず目を引きま
す。しっかりとスパイスの味もついていました
・こどもの日プレート
ハンバーグ、クリームコロッケ、エビフライ、そして野菜のブロッコリーと人参があり、そのコントラストもいい感じで
した。まさに子供たちが大好きなメニュー!もちろん、ゆうあいの郷の利用者の皆様にも大人気でありました。
・マセドアンサラダ
「マセドアン」とはフランス語で「さいの目切り」の意味です。 本日は、小さく角切りにしたじゃがいも、にんじんな
どの野菜を、マヨネーズなどで和えたものでありました。
・マスカットゼリ-
薄緑色のデザート!つるんとした、食感、のど越しがたまりません!
・コンソメスープ
スパイスがしっかり聞いた、後を引く味わい!玉ねぎと、人参の細切りも入っていて、名脇役です。
尚、この日のおやつは柏餅でありました。
ご利用者の皆様にお話しをお聞きすると、『チキンライスが美味しい!』、『今日の食事は、いつもより見た目が華や
かでいいね!』等々。皆様、笑顔で召し上がっていましたよ。もちろん今日の行事食、完食の利用者様が多かったことは
言うまでもありません!!
それでは行事食のご様子ご覧くださいませませ! まずは1Fの利用者の皆様からです。
続きまして2Fの利用者の皆様です!
現在も、新型コロナウイルス感染防止のため、ご家族様はもちろんのこと、利用者様も、面会、外出も自粛でご不自由
をおかけしております。ご家族の皆様におかれましては、今日の行事食のご様子をご覧になられ、ご安心頂ければ何より
です。
また、行事食はもちろんのこと、ゆうあいの郷職員として、食事介助、排泄介助、入浴介助等の毎日の業務において
も、基本を忠実に、安全、安心に介助できるように、教育、日々の促し等を通して徹底していきます。