３月３日は桃の節句にともない、行事食のほか、レクリエーションなどの時間を利用し、フリープランを行

いました。フリープランでは、職員が、段ボールをベースにちぎり絵で彩られた、顔の部分をくり抜いて作

った、お内裏様とともに記念撮影をしたり、模造紙で作った川で、”流しびな”を行ったりしました。

 

 

 

 

ひな人形について少しお話しますと、

奈良時代に病気等、身を守るおまじないとして、紙や草木などで人の形をしたものを作り、体を撫でて病

気や災いを移し、川に流す儀式がありました。これが「流しびな」という風習になり、ひな人形の先祖にな

ったといわれています。また、平安時代に貴族のお姫様たちの間でお人形遊び「ひいな遊び」が大流行しま

した。現代のおひなさまは奈良時代の「おまじないの儀式」と平安時代の「ひいな遊び」が長い間に結びつ

いて生まれたもののようです。その形は時代背景や慣習に応じて変わってきていますが、その中で一貫して

いることは

・厄を代わりに引き受けてくれるお守りのような役割を持っている

・子供の無病息災、健やかな成長、そして幸せな人生への願いが込められている

ということです。時代は変われど、ひな人形にもその想いは脈々と受け継がれております。

記念撮影では、最初は、緊張される方もいましたが、次第に笑顔があふれ、職員と一緒の撮影を希望され

る方、利用者様同士で撮影される方など、皆様楽しみながら撮影に臨まれていました。

それでは利用者の皆様の様子ご覧ください。