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嘔吐物処理研修の開催

12月17日、感染症委員会主催の、嘔吐物処理の研修を開催しました。

(2回目の開催は1月予定)

感染症として、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、疥癬(かいせん)、ノロウイル

スが代表的であります。その中でも、ノロウイルスによる感染症は感染力が強く、これからの

季節は、抵抗力の低い高齢者が多く生活する、ゆうあいの郷では注意が必要となってきます。

今回の研修は、このノロウイルス感染症を対象とした、嘔吐物処理の研修であります。

 

 

ノロウイルス は、ウイルス性胃腸炎を引き起こすウイルスの一属で、感染者の糞便や吐瀉

物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染するほか、河川を経由して

蓄積された貝類の摂食による食中毒の原因になる場合もあります。

また、感染力に関しては、インフルエンザウイルスは1個のウイルスが8時間後には100

個になり、24時間後には100万個まで増殖し発症するのに対し、ノロウイルスは、10~

100個で発症すると考えられており、インフルエンザの100万個で発症することと比べて

も、感染力がかなり強いことがわかります。

したがって、私たち介護従事者は、そのことを頭に入れて、日頃の手洗いはもちろんのこ

と、、スタンダードプリコーションをしっかり遵守し、介護にあたる必要があります。

今回の勉強会においては、このことを念頭に置き、嘔吐物の処理方法について、次亜塩素酸

ナトリウム水の作り方、ガウンテクニック、どのように嘔吐処理の動きをすればいいかを実際の

モデルを使用して、参加職員に実地を通して指導して頂きました。職員からは、大変わかりや

すい研修だったとの声も聞かれました。

 

 

今回の研修を通し、感染症を未然に防ぐことはもちろんですが、発生時は、感染を最小限に

抑えるようにしっかりと対応し、利用者の皆様を守るべく頑張っていきましょう!

準備含め、ご尽力頂いた感染委員の皆様、本当にご苦労様でした。そして2回目の研修もよ

ろしくお願いします。