1月も中旬、お正月気分も抜け、生活も通常に戻りつつあるかと思いますが、皆様元気でお過
ごしでしょうか?
本日1月15日は小正月(こしょうがつ)であります。
小正月とは、1月1日を中心とした正月行事「大正月(おおしょうがつ)」に対し、1月15
日に行われる行事のことをいいます。地域によっては1月15~16日の3日間や、元日~15
日の15日間のことを指す場合もあります。豊作を占ったり、鬼追いをしたりと、特殊な行事が
中心で、お嫁さんが里帰りしたり、大正月に忙しく立ち働いた女性たちもひと休みすることがで
きるので、「女正月」とも言われているそうです。
小正月の代表的な行事には、豊作祈願の意味を込めた「みずき団子(餅花)」や、正月飾りを
燃やす悪霊払いの行事「どんと焼き」などがありますが、煮た小豆を混ぜて炊いたお粥を食べる
風習があります。これは「小豆粥」や「十五日粥」といわれ、新年の季語にもなっています。
なんで小豆粥なの?と思う方も多いでしょう。
それは、“小豆のように赤い色の食べ物は邪気を祓う”と考えられていた中国の古い風習に由来し
ているのだそうです。「枕草子」や「土佐日記」にも小豆粥についての記述があるほど、伝統的
な食べ物とのこと。
ということで、ゆうあいの郷でも、1月15日の小正月の昼食に、小豆粥を中心とした行事食
を召し上がって頂きました。食事の前には、小正月の事をお話しすると、「そうだった小豆粥を
食べたね!」など利用者の皆様から声が上がりました。
それではお食事の様子ご覧下さい。