大型の台風7号が過ぎ去った後も、本当に蒸し暑い日が続いております。庭の甘夏の木を見ると、アマガエルが木陰でお
休み中であります。いつまでこんな暑い日が続くのでしょうかね? 皆様お体自愛ください。
ゆうあいの郷では、介護職員の介護全般に渡る知識(技術)の向上を目的に、研修を実施しており、今年からはオンライ
ン研修を取り入れています。ちなみに、今月のオンライン研修の題目は、①倫理及び、法令順守、②身体拘束基礎研修で、
職員が受講しています。
さて、今月8月は、介護中、介護主任が講師となり、救急搬送に関して研修中であります。
介護現場で働いていて不安なことを職員に聞くと、夜勤時の体調の悪くなったご利用者の、救急対応と口にする職員が多
くいます。特に、少ない職員でご利用者の対応をしなければならない夜勤時は、突発的な救急搬送の対応は、ゆうあいの郷
に限らず、介護施設で働く 職員はまず不安に感じる一番の事柄だと言えるでしょう。
今回、定期的に、特変時の救命処置として行うべき、AED装置を用いた心肺蘇生術の研修ではなく、119番通報して
からの、救急車到着後の救急隊への状況報告、ご家族への電話対応、病院到着から施設帰所までの対応方法を学んでもらい
ました。
救急搬送時の対応方法は、マニュアル化されていますが、実際に目を通しても、救急対応した職員はごく一部の職員であ
るため、今回準備した、シナリオ、各種資料を読み取ってもらい、疑似的に救急対応を職員が経験することで、救急搬送対
応未経験の職員、海外職員も理解を深めて、不安が少しは小さくなったかと思っています。
救急対応は、何度経験しても、その時々で状況は違います。臨機応変に、勤務職員間で連携し、あせらず、ご利用者の状態
をしっかりと把握して、迅速で、適切な対応ができるように日々心掛け、努力していきましょう。