3月23日、令和6年度2回目の消防訓練を開催しました。
訓練に先立ち、ゆうあいの郷においの防火設備について、実際に見て、操作して、施設の消火設備
の概要、を説明するとともに、幾つかの出火場所を想定し、利用者の皆様を具体的にどのような対応
で避難誘導するのか?避難経路はどうなっているのかを確認しました。また、BCPと関連した大規
模地震が発生した時の対応、非常食についての説明もありました。
そして、日勤帯1F機械室からの出火を想定し、通報連絡、初期消火、避難誘導にわかれ、疑似避
難訓練を実施し、理解を深めてもらいました。
高齢者福祉施設であるゆうあいの郷では、消防法に定められたとおり、消防訓練を実施することが
義務付けられています。具体的には、消火訓練、避難訓練を年2回以上、通報訓練を1回です。
身体がご不自由で、ひとりで動くことが出来ないご利用者が多い介護施設においては、もしものた
めに備え、命を守ることを第一に、安全を考慮し、日頃から情報収集し、知識を深め、利用者の皆様
が安全で過ごせるように、迅速に対応出来るようにすることが、私たちの使命であると考えていま
す。 そして職員は、その日その日でシフトが変わるため、実際に火災等が発生した場合、職員同士
がしっかり連携し、通報連絡、初期消火、避難誘導の一連の流れを、迅速かつ安全に行なうことを今
回の訓練を通して理解してもらえたと思います。