内容は以下の通りです。
①ゆうあいの郷施設内をラウンドしての防火設備の場所の把握と操作方法の説明、
②夜勤帯1F機械室からの出火を想定しての通報、初期消火、避難誘導の訓練。
③大規模災害発生時の施設の対応方法。
④避難誘導における救助者を想定しての人形(レサシ君)、AEDを使用しての心肺蘇生の訓
練。救急対応の動きについて。
⑤水消火器を使用しての消火訓練。
※④、⑤については期間を設け実施
高齢者福祉施設であるゆうあいの郷では、消防法に定められたとおり、消防訓練を実施するこ
とが義務付けられています。具体的には、消火訓練、避難訓練を年2回以上、通報訓練を1回で
あります。
身体がご不自由で、ひとりで動くことが出来ないご利用者が多い介護施設においては、もしも
の時に備え、命を守ることを第一に、安全を考慮し、日頃から訓練を実施する必要があります。
そして勤務する職員は、その日その日でシフトが変わるため、実際に火災等が発生した場合、
職員同士がしっかり連携し、通報連絡、初期消火、避難誘導の一連の流れを、迅速かつ安全に行
なうことが大切です。何よりも大きな声で火災を知らせ、火元から離れた場所に避難誘導し、利
用者の皆様の安全を図る、そして、臨機応変に対応することが求められます。
今回、夜勤帯を想定した訓練で、限られた職員の中で、連携してするべきことを、状況に合わ
せて臨機応変に対応することが重要なことを、講義、訓練を通して理解して頂けたと考えます。
また、救助者の心肺蘇生を人形を使用して行いうことで、他部署との連携の大切さ、日頃に起
こる可能性のある特変時の救急対応についても日頃から情報収集し、知識を深め、利用者の皆様
が安全で過ごせるように、火災や大規模地震等の災害が発生した場合にも迅速に対応出来るよう
にすることが、私たちの使命であると考えています。
また、近隣の住民の皆様との交流、情報を発信することで、非常時には地域住民の皆様の協力
を得られるように働きかけて行きたいと思います。
今後も、利用者の皆様の避難誘導を組み合わせた訓練を実施し、職員の防災・防火の意識を更
に高めていきたいと思います。