8月25日、令和5年度1回目の消防訓練を開催しました。
内容は以下の通りです。
①日勤帯1F厨房からの出火を想定しての通報、初期消火、避難誘導の訓練。
②水消火器を使用しての消火訓練。
③避難誘導における救助者を想定しての人形(レサシ君)、AEDを使用しての心肺蘇生の訓練。
高齢者福祉施設であるゆうあいの郷では、消防法に定められたとおり、消防訓練を実施することが
義務付けられています。具体的には、消火訓練、避難訓練を年2回以上、通報訓練を1回です。
身体がご不自由で、ひとりで動くことが出来ないご利用者が多い介護施設においては、もしものた
めに備え、命を守ることを第一に、安全を考慮し、日頃から訓練を実施する必要があります。
そして勤務する職員は、その日その日でシフトが変わるため、実際に火災等が発生した場合、職員
同士がしっかり連携し、通報連絡、初期消火、避難誘導の一連の流れを、迅速かつ安全に行なうこと
が大切です。何よりも大きな声で火災を知らせ、火元から離れた場所に避難誘導し、利用者の皆様の
安全を確保、そして臨機応変に対応することが求められます。
今回は、日勤帯を想定した訓練で、水消火器を使用した初期消火訓練、救助者の心肺蘇生を人形を
使用して行うことで、特変時の対応についても理解して頂けたと考えます。
日頃から情報収集し、知識を深め、利用者の皆様が安全で過ごせるように、火災や大規模地震等の災
害が発生した場合にも迅速に対応出来るようにすることが、私たちの使命であると考えます。
また、近隣の住民の皆様との交流、施設からの情報を発信することで、非常時には地域住民の皆様
の協力を得られるように働きかけて行きたいと思います。
今後も、利用者の皆様の避難誘導を組み合わせた訓練を実施し、職員の防災・防火の意識を更に高
めていきたいと思います。