12月21日、令和4年度2回目の消防訓練を開催しました。
内容は以下の通りです。
①日勤帯1F厨房からの出火を想定しての通報、初期消火、避難誘導の訓練。
②大規模災害発生時の施設の対応方法。
③避難誘導における救助者を想定しての人形(レサシ君)、AEDを使用しての心肺蘇生の
訓練。
④水消火器を使用しての消火訓練。
高齢者福祉施設であるゆうあいの郷では、消防法に定められたとおり、消防訓練を実施す
ることが義務付けられています。具体的には、消火訓練、避難訓練を年2回以上、通報訓練
を1回であります。
身体がご不自由で、ひとりで動くことが出来ないご利用者が多い介護施設においては、も
しものために備え、命を守ることを第一に、安全を考慮し、日頃から訓練を実施する必要が
あります。そして勤務する職員は、その日その日でシフトが変わるため、実際に火災等が発
生した場合、職員同士がしっかり連携し、通報連絡、初期消火、避難誘導の一連の流れを、
迅速かつ安全に行なうことが大切です。何よりも大きな声で火災を知らせ、火元から離れた
場所に避難誘導し、利用者の皆様の安全を図る、そして、臨機応変に対応することが求めら
れます。
今回は、日勤帯を想定した訓練で、救助者の心肺蘇生を人形を使用して行いうことで、他部
署との連携の大切さ、日頃に起こる可能性のある特変時の救急対応についても理解して頂け
たと考えます。
日頃から情報収集し、知識を深め、利用者の皆様が安全で過ごせるように、火災や大規
模地震等の災害が発生した場合にも迅速に対応出来るようにすることが、私たちの使命であ
ると考えています。
また、近隣の住民の皆様との交流、情報を発信することで、非常時には地域住民の皆様の
協力を得られるように働きかけて行きたいと思います。
今後も、利用者の皆様の避難誘導を組み合わせた訓練を実施し、職員の防災・防火の意識
を更に高めていきたいと思います。