ゆうあいの郷では、めぐみ在宅クリニック院長、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会代表
理事の小澤竹俊先生を講師にお迎えし、4回にわたり看取り研修を開催しています。
ゆうあいの郷で生活される利用者の皆様は、ご本人、ご家族のご希望、その時々の状態に沿っ
たケアプランを作成し、日々安心して、楽しく過ごして頂けるように職員が援助しています。そ
の延長線上にあるのが看取り介護であります。
私たちは、人としての尊厳を保ったままの生活支援を目的に、ご利用者への身体的ケア・精神
的ケア、ご家族へのサポートを行なうとともに、ご本人、ご家族、関わる職員が穏やかであるこ
とが大切なことを、今までの研修で学びました。
6/19の3回目の研修では、
”解決が難しいことでも、人は大事な支えに気づいたとき穏やかになる”
その支えとは
①支えとなる関係(友人、家族など)
②将来の夢
③選ぶことが出来る自由
であるを学びました。
研修では、「安心して人生の最期まで過ごせる社会を目指して」をテーマとして、様々なお話
を聞くだけでなく、実際の具体的な事例演習を並行して行って頂き、大変わかりやすく、改めて
看取りに対してはもちろんのこと、介護を必要とする人への接し方、考え方を深めることが出来
ました。