12月17日、医務が主催となり、認知症に関しての研修を開催しました。
(2回目の開催は1月予定)
認知症は、記憶、思考、行動に影響を与える脳の疾患の総称で、主に高齢者に見られます
が、若年層にも発症することがあります。認知症にはいくつかの種類があり、最も一般的なの
はアルツハイマー病ですが、他にも、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症
などがあります。
認知症の症状には、記憶喪失、見当識障害、判断力の低下、言語障害、日常生活の困難など
が含まれます。進行性の病気であり、時間とともに症状が悪化することが多く、その原因は、
遺伝的要因、環境要因、生活習慣などが関与していると考えられています。また、うつ病などの
症状と似ており、しっかり状態を観察しないと、誤った対応となることも少なくありません。
認知症についての知識を深めることで、ご利用者の行動や症状を理解しやすくなり、適切な
対応が可能になります。いくつかの重要なポイントがありますが、介護に携わる職員の対応、
周りを取り巻く環境により、認知症の症状を抑えることが出来たり、進行を遅くすることも可
能となります。
今回の研修においては、認知症の症状、原因の説明、対応方法の一つのリアリティオリエ
ンテーションについて学ぶことが出来ました。
準備含め、ご尽力頂いた看護師の皆様、本当にご苦労様でした。そして次回の研修もよろしく
お願いします。