巳(み)のり多き年となるように、職員一丸となり、利用者の皆様が、楽しく穏やかに、そして安心して
お過ごし頂けるように、お手伝いさせていただきます。
また、このホームページを楽しみに見て頂けましたら本当に嬉しい限りであります。
今年も、施設のご様子を、利用者の皆様の笑顔をとともに、プチ情報も織り交ぜながらお届けしたいと思
います。
さて!令和6年度元日は、朝食は元旦御膳、昼食はお正月のお祝い膳と題し、皆様にお正月を感じて頂
きました。
朝食は、お雑煮風、紅白なます、糸昆布煮を召し上がって頂きました。
今回は、昼食の様子を詳しく報告です。
最近のご家庭においては、おせち料理を敬遠し、作らない家庭が増えていると聞いていますが、ゆうあい
の郷で生活されている利用者の皆様は、古き良き風習が残っている時代。ご記憶にもあり、”お正月の料
理”といえば、まず”おせち”とお話しされます。そして何より毎年、1月1日のお正月の食事を楽しみにさ
れている、そんな利用者の皆様が本当に多いのです!
それでは、昼食の正月のお祝い膳の行事食メニューを紹介します。
・赤飯風小豆ご飯
・小豆は、赤飯などの縁起物として登場することも多い食べ物。邪気を払う効果があると考えら
れています。
・お刺身(かつお、サーモン)
・かつおは、各地で「正月魚」、「年取り魚」と呼ばれ、また、かつお(勝つ魚)で、病気とかいろん
なものに打ち勝つ力があるといわれ、古くから縁起物として正月に食べていたそうです。
・鮭はご存知の通り川で生まれ海で育ち、生き残った鮭だけがまた川に戻ってきます。 このよう
に大きくなって帰ってくる鮭を出世魚としておめでたい席で食べるようになったとのこと。 また、災
いを(サケ)避けるという意味合いもあるそうです。
・野菜の炊き合わせ
ひとつひとつの食材に縁起を担いだ意味が込められたさまざまな山の幸が、一つの鍋で
一緒に煮られることから「家族が仲良く結ばれますように」との願いがこめられるそうです。
・おせち盛合わせ <蒲鉾・伊達巻き・黒豆・きんとん>
・伊達巻—-江戸時代、長崎から江戸に伝わった「カステラ蒲鉾」が、伊達者(シャレ者)たちの着
物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったようです。また、昔は大事な文書や
絵は巻物にしていたので、おせち料理には巻いた料理が多くあります。
・黒豆—「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉で、「まめに働く」などの語呂合わせからも、
おせち料理には欠かせない料理。
・紅白かまぼこ—蒲鉾は日の出を象徴するもので、紅はめでたさや喜び、白は神聖 さを表します。
・きんとん—-黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理。栗は、山の幸の代表格で、
「勝ち栗」と言って、縁起がよいとして尊ばれてきました。
利用者の皆様、料理の彩りや、おかずの多さに驚かれるとともに、笑顔で喜ばれる方、お正月ゆかりの食
材について、私たち職員にお話しされながら召し上がる方など、フロア内は、とても明るい雰囲気で、ボリ
ュームのある食事も完食される利用者の皆様本当に多かったです。!(^^)!