まだまだ、寒い日が続いていますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?
早番での自転車通勤は、帽子と、手袋がマストアイテムであります。2/5の出勤では環状4号線をは
さみ、西の空に沈みゆく満月、東の空に、もうすぐ昇ってくる太陽を待ちわびるかのようなオレンジ色
の空が広がるなか、なんとも神秘的な風景を楽しみながらの通勤でした。(でもさ~むい!)
2/10は雪の予報が出ており、積雪もありえるとか!皆様今から準備と、転ばないようにしてくださ
いね!
さて2月3日、ゆうあいの郷の昼食は、2月度の行事食の日でありました。行事食のテーマは
もちろん”節分”であります。
「節分」とは立春の前日のことで、冬と春の変わり目である節分には邪気が入りやすいと考えられて
いたため、鬼を払う行事が生まれたそうです。
節分では、豆まきが定番!邪気や厄の象徴である鬼は、形の見えない災害、病、飢饉などの恐ろし
い出来事を引き起こすと考えられていたそうです。その、鬼を追い払うため、五穀のひとつで、穀霊が
宿るとされてる大豆をまいて鬼を払うとのこと。また、「豆を炒る」ことが「魔目を射る」に通じて
「魔滅(まめ)」となるため、煎った大豆を使うとのことです。
また、鬼は真夜中にやってくるとされているので、豆まきは夜に行い、基本的には、窓を開け「鬼は
外!」と大きな声で唱えながら外に向かって豆をまき、鬼が戻ってこないようすぐに窓を閉めて「福は
内!」と室内に豆をまきます。家の奥から順番に、最後は玄関までまいて家中の鬼を追い払うのが豆ま
きの一般的なルールだそうです!
最近では、節分には、恵方巻を食べる印象が強いですよね!
恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったり
したのが始まりと言われています。名前も恵方巻きという名前ではなく、「丸かぶり寿司」や「太巻き
寿司」と呼ばれることが多かったようです。「丸かぶり寿司」も「太巻き寿司」も七福にちなんで、7
つの具を入れて巻くのが基本だとのことです。
1989年に、某コンビニエンスチェーンが広島県で太巻きを発売し、「恵方巻き」と名前をつけ、
販売を始めたというのが恵方巻きの始まりのとのこと。(諸説ありますが)その後、あっという間に恵
方巻きは全国に広がり、コンビニエンスチェーンのみでなく、デパートやスーパーマーケットでも手軽
に買え、今や豆まきよりも主流になってきた感があります。
恵方巻はその年の恵方(2023年は南南東やや南)を向き、願い事をしながら無言で一気に食べる
のがルールで、巻き寿司を切らずに一本丸ごと食べるのは、「縁を切らない」という意味が込められて
います。このほかには、七福神にちなんで七種類の具材が入れられ、「福を巻き込む」という願いが込
められているそうです。
またまた、節分に関するお話しが長くなりましたが、まず、昼食のメニュー紹介します。
☆2月行事食メニュー☆
・いなり寿司
・いわしの梅煮
・大豆ひじき煮
・すまし汁
・抹茶プリン
以上であります。
節分といえば、縁起が良いと言う理由で、豆や恵方巻を食べますよね。
ということで、今回のメニューにも節分にちなんだ食材で構成されています。
まずは豆につきましては、鬼を退治するために、季節の変わり目である節分に、霊力がやどるとされ
ている大豆を食べるんだそうです。
更に、鬼が嫌いないわしを食べるのが良いとされています。
鬼は、いわしの生臭さや焼いた時に出る煙が大嫌いなのだそうです。そんなこともあり、節分ではいわ
しを飾る習慣もあります。「柊鰯」といわれ、柊の小枝に焼いたいわしの頭を突き刺したものを、戸口
に飾るというもの。柊も尖った部分が目を突き刺すと言われるため、鬼の苦手なものの1つなのです。
それでは食事のご様子ご覧下さいませ!
本日の行事食のメニューでは、配膳のトレーには、料理ともに、お品書きと、管理栄養士さんが、夜
なべしてコツコツと作った、折紙のかわいい鬼が添えられており、食事そっちのけで手に取り、「かわ
いい!」、「部屋に連れて帰ってもいいかな?」など、利用者の皆様のハートをしっかりと掴んでおり
ました。もちろん料理でもいなり寿司は、日頃あまり見ないメニューのためか好評で、笑顔で頬張る
お姿が多くみられました。また、「美味しい、美味しい」と笑顔でお話しされておりました。