朝には、窓の外を見て、「雪がだいぶ降ったみたいだね!」、「雪だよ!雪」、など、子供のよう
にはしゃいで喜んでおられる利用者の皆様もいました。朝の職員の出勤は、雪の影響で、交通機関の
乱れはありましたが、ほぼ通常通り。当日夜勤であった私は、明けの朝の業務をホッとしながら進め
ました。
なお、積雪を伴う雪は、去年も2月10日以来、約1年ぶりであります。今回の雪は、横浜市は約
3cmの積雪とのことでしたが、ゆうあいの郷がある、横浜のチベットと言われる、瀬谷区にあるゆ
うあいの郷は、約7cm程度の積雪がありました。
さて、2月3日、ゆうあいの郷の昼食は、2月度の行事食の日となっております。行事食のテーマ
はもちろん”節分”であります。
「節分」とは立春の前日のことで、冬と春の変わり目である節分には邪気が入りやすいと考えられ
ていたため、鬼を払う行事が生まれたそうです。
節分では、豆まきが定番!邪気や厄の象徴である鬼は、形の見えない災害、病、飢饉などの恐ろ
しい出来事を引き起こすと考えられていたそうです。その、鬼を追い払うため、五穀のひとつで、穀
霊が宿るとされてる大豆をまいて鬼を払うとのこと。また、「豆を炒る」ことが「魔目を射る」に通
じて「魔滅(まめ)」となるため、煎った大豆を使うとのことです。
また、鬼は真夜中にやってくるとされているので、豆まきは夜に行い、基本的には、窓を開け「鬼
は外!」と大きな声で唱えながら外に向かって豆をまき、鬼が戻ってこないようすぐに窓を閉めて
「福は内!」と室内に豆をまきます。家の奥から順番に、最後は玄関までまいて家中の鬼を追い払う
のが豆まきの一般的なルールだそうです!
最近では豆まきよりも、TVの宣伝効果で、恵方巻を食べる印象が強いですよね! その年の恵方
(2024年は東北東)を向き、願い事をしながら無言で一気に食べるのがルールだそうです。
またまた、節分に関するお話しが長くなりましたが、まず、昼食のメニュー紹介します。
☆2月行事食メニュー☆
・ちらし寿司
・五目豆
・花野菜サラダ
・鰯のつみれ汁
・フルーツ(みかん)
以上であります。
節分といえば、縁起が良いと言う理由で、豆や恵方巻を食べますよね。
ということで、今回のメニューにも節分にちなんだ食材で構成されています。
まずは豆につきましては、鬼を退治するために、季節の変わり目である節分に、霊力がやどるとさ
れている大豆を食べるんだそうです。また、関西地方から伝わった恵方巻も、巻き寿しに福を巻き込
むという意味があるんだそうです。
更に、鬼が嫌いなイワシを食べるのが良いとされています。
鬼は、イワシの生臭さやイワシを焼いた時に出る煙が大嫌いなのだそうです。また、節分ではイワシ
を飾る習慣もあり、「柊鰯」といわれ、柊の小枝に焼いたイワシの頭を突き刺したものを、戸口に飾
るというものです。柊も尖った部分が目を突き刺すと言われ、鬼の苦手なものの1つなのです。
本日の行事食のメニューは特に、えびがたくさん入った、彩の豊かな、ちらし寿司が好評でした。