そうです 3月3日は桃の節句、ひな祭りであります。 この日の昼食は行事食の日。テーマはもちろん”ひ
な祭り”であります。
少しひな祭りについてお話ししますと!
ひな祭りはもともと五節句のひとつ、「上巳(じょうし)の節句」。この日は古代中国では忌日(いみび)と
され、そのけがれを祓うため水辺で体を清め、厄払いが行われていたとのこと。それが平安時代に日本に伝
わり、土や紙の人形に”けがれ”を移して水に流す「流しびな」の行事となり、貴族の子どもたちの間で「ひ
いな遊び」というお人形遊びとなったそうです。これが節句となり、ひな人形を段飾りにして、美しく飾っ
て祝うようになったのは江戸時代になってからとのことです。
ゆうあいの郷では、数日前からフロアには、寄贈された7段飾りのひな人形や、職員お手製のひな人形、
利用者の皆様の塗り絵などが飾られ、レクリエーションではひな祭りにちなんだ歌を唄ったりと、フロア
は、ひな祭りに向けて盛り上がっておりました。
利用者の皆様、「今年も飾ってあるね」、「綺麗だね!」などと、ひな人形を見て笑顔でお話して下さいま
す。ひな人形には、生まれた子どもがすこやかで、優しい女性に育つようにとの、親の願いが込められてい
ます。そして、ひな人形をその子の形代と考えて、どうぞ災いがふりかかりませんように、また、美しく成
長しよい結婚に恵まれ、人生の幸福を得られますようにという、思いを込めて飾るのだそうです。
それでは、本日の行事食のメニューの紹介です。
・春ちらし寿司
春ちらし寿司は名前の通り、錦糸たまごの黄色、桜でんぶの桃色、菜の花の緑色、しらす干しの白と、春を
感じる色どりでゴージャス感満載でありました。
・かぶのそぼろあん
・フルーツ(キウイ)
・スナップエンドウのサラダ
・すまし汁
以上であります。
ご利用者の皆様も、『わー綺麗!』、『美味しいね!』などお話しになり、特に彩りの鮮やかな、ちらし寿
司から召し上がられる皆様が多く、完食される皆様も多かったようです。