特別養護老人ホーム・軽費老人ホーム・地域ケアプラザ運営・居宅介護支援事業所|社会福祉法人湘南遊愛会

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湘南遊愛会

~おむつ講習会開催~

ゆうあいの郷では、介護職員の介護全般に渡る知識(技術)の向上を目的に、各種委員会

が主体となり研修会を行っております。

1/11から4回に渡り、(株)光洋-ディスパースから講師をお招きし、排泄介助技術向上

の一環として、排泄向上委員会主催おむつ講習会を実施致しました。

排泄介助は、食事介助、入浴介助と並ぶ、身体介護の1つで、皮膚トラブルなく、安眠で

きる等、利用者の皆様を快適で過して頂くためには、非常に大切な介助であります。何より

も、おむつをいかにきれいに、早くあてることができるかは、介護する我々職員の永遠の

テーマであり、腕(技術)の見せ所でもあります。また、おむつは介護に欠かせないアイテム

で、それゆえに慣れた方法で扱いがちですが、正しく使用しないと、おむつの性能を活かし

切れていないケースも少なくありません。おむつの当て方が、不適切であった場合は、鼠経

部、背中から排泄物が漏れて衣服を交換しなければならず、利用者の皆様の負担はもとより、

介助に時間がかかってしまいます。またご利用者様が違和感を感じ、おむつを外したりもしま

す。更に、おむつ交換時間、回数が適切でない場合、おむつをきつく締めすぎた場合は、皮膚

トラブルの原因ともなります。

研修では、使用する利用者様の身体状態、おむつの性能を理解してうえでの、おむつ(アウ

ター)サイズ、並びに、中に装着するパッドの選択方法、尿、便漏れを防止するための様々

なおむつのあて方、パッドの使用方法等々、実践を交え丁寧に教えて頂きました。参加した職

員も、「こんなこと初めて知った。目からうろこが出るような感じ!」、「非常に役に立っ

た」等、非常に勉強になったようでありました。

研修とは字の如く”研いて修める”ということです。職員はしっかりと今回の研修で習った知

識(技術)について、顧みて自分自身で内容を理解し、自分の知識として吸収して頂きたいも

のです。何事も、受け身の形ではなく、自ら進んで取り組む姿勢が大切ですし、そうしないと

知識も身につきませんから!

その上で、教わった知識を実践することで、上手くできたときの達成感、はたまた、上手く

できなかった時のなぜ?どこがいけなかったんだろうか?と考え、次に進もうとする向上心が

生まれ、介護職員として成長していけるのだと思っています。