3月3日は桃の節句にともない、ゆうあいの郷のフロアには、寄贈されたひな人形や、職員お手製のひな人形、利用者
の皆様の塗り絵などが飾られております。
あるご利用者から、「綺麗なひな人形と一緒に写真を撮って欲しい!」とお話しがあり、そのリクエストにお応えし
て、撮影会の開催であります。
当初は、お話しされてご利用者の写真を撮って”はいおしまい”なんて思っておりましたが、その様子をご覧になられて
いた他の利用者の皆様も、「私も撮って欲しいな!」とお話しになられ、あれよあれよのうちにたくさんの路用者の皆様
に参加して頂きました。
撮影会の中で、皆様とお話ししながら、「ひな人形は早くしまわなければお嫁さんに行けなくなるんだから!」とお話
しされたり、その話を聞いて「そんな話は迷信!お嫁にいける人はいつでも行ける、いけない人はいけないんだよ!器量
の問題よ!」なんてお話しされるご利用者もいたり、「もう一度お嫁に行かないと」と真顔でお話しされる利用者もいた
り、その他子どもの頃の話等で、いつのまにか、ひな人形の話で花が咲きました。
ちなみに、お雛人形の片付けが遅れると婚期が遅れる」という説ですが、。ひな人形は結婚を象徴しているという婚期
説や、片付けができないと良いお嫁さんになれないというしつけ説、雛人形は娘の厄を引き受けているという厄除け説な
ど諸説ありますが、どれも明確な根拠はないそうです。また、ひな人形の片付ける時期ですが、「啓蟄の日」に片付ける
と良いという言い伝えもあります。(今年は3月5日)また、大安がいいとも聞きますが、最終的には、湿気の多い雨の
日が多いこの時期は、ひな人形が傷んでしまう可能性があるため、行事が終わったらなるべく早く片付けるのがいちばん
なんでしょうね。
それでは童心に戻った利用者の皆様の様子ご覧ください。