ことはもちろんのこと、職員がフリープランなるものを企画し、利用者の皆様はもちろんのこと、職員も
一緒に参加し、楽しいひとときを共有します。過去にはたこやきパーティ、近隣のショッピングセンター
へのお買い物、レストラン、お寿司屋に行ってのお食事、ズーラシア、新江ノ島水族館に足を運んだり、
季節を感じて頂くために、いちご狩りにも行ったりしました。
しかしながら、コロナ禍により、外出がままならない現在の状況ですが、このような中だからこそ、少
しでも楽しんで頂こうという職員の思いで、フリープランを行っています。少し遅くなりましたが、最近
実施したフリープランをちょこっと皆様に報告いたします。
まず、ひとつめは、関西のお土産のお菓子を食べよう!という企画。
以前は、1Fでお過ごしになられた大阪出身の利用者様。2Fに移られたことで寂しい思いをされてい
る!元気がない!ということで、企画した職員が、帰省の際、大阪のお土産を購入し、1Fで同じテーブ
ルで過ごされた利用者2名を招待してのちょっとした女子会を行いました。
お菓子は、大阪下町生まれで有名な、”満月ポン” なんでも、甘辛な醤油味でこんがりさくさくのぽん
せんべいで、昔ながらの手作業で1枚1枚心を込めてで焼き上げたお菓子とのこと!
お土産のお菓子はもちろん美味しかったのですが、久しぶりに再会さたことで、うれしさのあまり、皆
様、感激の、涙、涙、涙でありました。
なお、2Fのご利用者、今では、1Fの居室に移動され、以前と同じテーブルで、以前の利用者の皆様と
お過ごしになられております。
ふたつめは、趣味として、折り紙を折るのがお好きな利用者様。入所当初は、折り紙で、いろいろな物
を作られ、職員にプレゼントされていましたが、このところ手先が思うように動かなくなったとのこと
で、折り紙を折る姿をあまり見かけなくなりました。でも小物など何か手を動かして作りたいという思い
は持たれていました。そんな気持ちを察した職員が、百均で買ってきた粘土を使用し、ストラップを作る
という企画を考え実施しました。
細かい作業でしたが、職員の力も借りながら、ワッフル風のキティーちゃんのストラップを完成し、と
てもうれしそうでありました。
コロナ禍、職員不足等、フリープラン含めたレクリエーション活動が実施しにくい環境であります。
介護職員は、排泄、入浴、食事等の生活介助はもちろんですが、それ以外の時間を、ゆうあいの郷で生活
する利用者の皆様にとって、出来るだけ楽しく、笑顔で過ごして頂けるように、ご意向をお聞きしたり、
フリープラン等を介して実現できるように心がけ、常に頭に入れて行動して頂きたいものです。
介護施設にとって、生活介助はもちろん重要ですが、それ以外の時間をいかに利用者の皆様と寄り添い
あえるかが本当に重要で、大切なこと、そしてこれからの施設に問われることだと思っています。