”節分”であります。数日前から職員が作った飾り、並びに利用者の皆様の塗り絵をフロアに飾りつけた
り、節分に関する紙芝居をレクリエーションで行ったりして、本日の節分の日を迎えております。
「節分」とは立春の前日のことで、冬と春の変わり目である節分には邪気が入りやすいと考えられてい
たため、鬼を払う行事が生まれたそうです。今年の節分の日は、おなじみの2月3日であります。なお、
昨年の節分は、明治30年以来のなんと124年ぶりの2日でしたよね!
節分では、豆まきが定番!邪気や厄の象徴である鬼は、形の見えない災害、病、飢饉などの恐ろしい出
来事を引き起こすと考えられていたそうです。その、鬼を追い払うため、五穀のひとつで、穀霊が宿ると
されてる大豆をまいて鬼を払うとのこと。また、「豆を炒る」ことが「魔目を射る」に通じて「魔滅(ま
め)」となるため、煎った大豆を使うとのことです。
また、鬼は真夜中にやってくるとされているので、豆まきは夜に行い、基本的には、窓を開け「鬼は
外!」と大きな声で唱えながら外に向かって豆をまき、鬼が戻ってこないようすぐに窓を閉めて「福は
内!」と室内に豆をまきます。家の奥から順番に、最後は玄関までまいて家中の鬼を追い払うのが豆まき
の一般的なルールだそうです!
そして豆まきのあとは、1年を無病息災で過ごせるよう年の数だけ豆を食べるんですよ。豆の数は一般
的には満年齢+1、全部食べきれない場合は、梅干しと塩昆布と豆3粒を入れた「福茶」を飲むといいそ
うです。(ちなみに私は今年何個食べるんでしょうかね?(笑))
最近では豆まきよりも、TVの宣伝効果で、恵方巻を食べる印象が強いですよね! その年の恵方
(2022年は北北西やや北)を向き、願い事をしながら無言で一気に食べるのがルールだそうです。
またまた、節分に関するお話しが長くなりましたが、まず、昼食のメニュー紹介します。
☆2月行事食メニュー☆
・いなり寿司
・鰯の梅煮
・大豆ひじき煮
・すまし汁
・抹茶プリン
以上であります。
節分といえば、縁起が良いと言う理由で、豆や恵方巻を食べますよね。ということで、今回のメニュー
にも節分にちなんだ食材で構成されています。
まずは豆につきましては、鬼を退治するために、季節の変わり目である節分に、霊力がやどるとされて
いる大豆を食べるんだそうです。また、関西地方から伝わった恵方巻も、巻き寿しに福を巻き込むという
意味があるんだそうです。
更に、鬼が嫌いなイワシを食べるのが良いとされています。
鬼は、イワシの生臭さやイワシを焼いた時に出る煙が大嫌いなのだそうです。また、節分ではイワシを飾
る習慣もあり、「柊鰯」といわれ、柊の小枝に焼いたイワシの頭を突き刺したものを、戸口に飾るという
ものです。。柊も尖った部分が目を突き刺すと言われるため、鬼の苦手なものの1つなのです。
本日の行事食のメニューでは特に、手作りのいなり寿司が好評で、いなり寿司から召し上がられている
皆様がほとんどでした。また、「美味しい、美味しい」と笑顔でお話しされておりました。
それでは食事のご様子ご覧下さいませ! まずは1Fから!
続きまして2Fで~す!